1995 CQ WW WPX CW Story of JA1YDU
1995 CQ WW WPX CW部門参加記
JH0NZN Ted T. Suganuma
今年もWPX CW部門にYDUでM/Mで参加しましたので、現在のYDUの状況を含めて簡単に報告します。
1. 1エリアの大学クラブ間の交流
数年前から、JP1JFGらの尽力により、1エリア地区の大学間で横のつながりをもっと持とうという趣旨のもと、年2回のペース(新年とALL JA後)で、合同ミーティング(つまり飲み会)が開催されるようになりました。
WPX CWの1週間前の5月20-21日にも、筑波大学/JR1ZTTの主催で、今年の合同新歓ミーティングが開催されましたが、80名近い大学生コンテスターが集まり、異常に盛り上がりました。話を聞くとどこのクラブもその運営には相当な努力をしているようで、その結果が形として現われて来ているのではないでしょうか。
これらのミーティングをきっかけにして、互いのクラブ間でのノウハウの交換が積極的に行われるようになってきています。コンテスト中に他のクラブにおじゃまするということも頻繁に行われています。
2. '95 WPX CW
今回は、いつもいっしょにやっているJA1YFGのクルーの他に、JR1ZTTのメンバーが遊びに来ました。国内コンテストでは無敵のZTTですが、DXコンテストも始めたいということで、その雰囲気を味わいに来たとのことです。
さてさて、肝心のWPXの話ですが、昨年からYDUでM/Mで参加するようになりました。コンディションは悪い時期ですが、14MHzなどは結構楽しめますし、何よりも比較的オペレータの頭数を揃えやすい時期だということで、WWに向けての練習と言う意味も含めて、M/Mで参加しています。以下に今回の各バンドの状況を説明します。
- [1.9, 3.5MHz]
このところ、すっかりお年寄りのリハビリ専用バンドとなっている。3.5MHzは4月20日頃の大風で3eleフルサイズGPのうちの一本が真っ二つに折れたので、今回はシングルだった。それでも深夜早い時間のEUは気もち良く抜けていた。1.9M - 4QSO, 3.5M - 121QSO。
- [7MHz]
このところ、JF7TFK古谷君の担当バンドとなっている。彼は非常に優秀なCWオペなのだが、目標値を設定すると、ほとんどクリアしそうなところでいつもコンテスト終了になってしまうというジンクスがある。今回も「600局ヤレ」と言っておいたら、591QSOだった。
- [14MHz]
若手がほとんどオペ。夜間のEUがずっと開けっぱなしで面白かった模様。ただ、ノイズレベルすれすれの弱い局が呼んできたときや、2,3局のパイルになったときの対応がうまくできなかった場面が多かったみたい。988QSO。
- [21, 28MHz]
若手がオペ。WもEUもパッとせず。
21MHz - 195QSO, 28MHz - 40QSO。
28MHzは、今回から、タワーサイド金具を使って、全く独立に330度程度回るようにした(図1)。
3. YDUの現状
現在のYDUのアンテナ設備を図2で紹介します。昨年の夏もかなり気合いを入れて設備の整備をしたのですが、それでもまだまだJAのトップレベルには追い付いていません。夏休みを使って(研究室に夏休みはないけど)、WWまでに更にグレードアップする予定。

現在YDUは、YDU部員の他にJA1YFGの方々に御協力頂いて運営をしています。あと最近は、通っている大学に無線クラブはないが、コンテストはやりたい、という大学生も遊びに来ています。
設備は、知り合いなどから長期的に借りている物以外は、全て、部員がアルバイトにより捻出した資金によって調達されています。(昨年はそれが大台に乗ったらしい)。学校側からの資金援助は皆無に等しいです。
YDUの現役部員ですが、現在4名ほどコンテストに興味を持っていて、コンテストの初歩的なところから勉強中です。私もYDUは来年で終わりになるので、今後は彼等に期待したいところです。
とにかく何も知識は無くてもいいから、やる気だけはある新人が入部してこないかなあ。
from ENCC Express Vol.29, 1995